ABOUT

Futo(フート)は、能登半島地震をきっかけにつながった個人の集まりです。 「目に浮かぶ大切な人を幸せに」をキーワードに、被災地への物理的・心理的支援、支援者の受け入れやコーディネート、子どもや女性を中心とした支援プロジェクトを実行し、心のともなった復興と地域づくりに寄与することを目的として活動しています。 Futoの主軸の一つとして立ち上げた「EIKICHI PROJECT」は、災害を機に廃棄される予定だった着物や古布をレスキューし再生するプロジェクトです。 今回の震災により、能登に残る古来の技法を生かした素晴らしい建築物は解体の対象となり、丁寧な手仕事が施された民具や着物は災害ゴミとして廃棄される傾向にありました。 「それは、本当にゴミなのか?」 私たちは、災害直後からずっと問うてきました。 ここに集めらた布たちはすべて、日本の自然からインスパイアを受け、作り上げられたものです。 これらの布がもつ美しさは、先人たちが抱いた、自然への尊敬の念の表出であり、自然の美しさそのものでもあります。 着物というかつての形から、一枚の布という本来の形に戻り、さらに、人々の丁寧な手仕事により現代の暮らしに必要なものへと変容を遂げる。 私たちは、古布の変遷に、災害後の能登再生への希望を重ねています。 この活動は、災害を機に揺り起こされたものではありますが、私たちは、単なる一過性・消費されるものではなく、長く使いたいと思えるもの、日々の暮らしに必要なものをつくるという「本来のものづくり」を追求することを目指しています。